ろろーろーろろ

たまに長く書きたくなる。錆びないように使っとけ。

「16ブロック」感想

 

“He wanted to tell the truth” ”

“fuck the truth!”


この言葉に、
何でこんなことになってしまったのかの、
全てが詰まってる気がした。


ただ犯罪者を16ブロック移送するだけのはずだった…。

犯罪者のエディを裁判所に移送する任務を

非番時に任されてしまった刑事ジャック。

ダルく面倒な仕事。

ところが、途中謎の男に追撃されそうになり、

馴染みの店へ逃げ込む。

応援を要請し、任を任せようとしたが、

仲間の刑事が「不利な証言をさせるわけにはいかない」

とエディを射殺しようとしー


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あぁ ちょうど四年前か。

好きな人と映画を観ることになって、

散々悩んでたら友達に紹介された内の一本。 

間違いなく面白かったから、

久々にもう一度観たくなって観たけど、

やっぱり面白いのは変わらないんだね。


でも視点は当時より増えたかも。

ベテラン刑事なら携帯にGPSがついてることすぐ気づかない?とか、
家に刑事に張られるの当たり前じゃない?とか。

都合良いところは映画だからあるけど、
四年前は何にも考えてなかったな私(笑)


下手すればブルースウィルスだって気づかないかも。
あれだけのスター性オーラをいつも出すような人が、
あれだけ抑えられるとは。
本当にあれはジャックだったと思う。


良い俳優さんって気づかされる人はいなかったけど、

ブルースウィルスの強烈個性が

良い意味で抑えられたおかげで、

作品を作品として楽しめて、テーマも際立ったように思う。


リアルタイムで進行するって大きく打ち出してないけど、だからこそ確かにずっとドキドキして観れたんだと思う。


観て間違いない映画です。

 

 

(11.2.22記)