ろろーろーろろ

たまに長く書きたくなる。錆びないように使っとけ。

「死ぬまでにしたい10のこと」感想

 

死ぬまでにしたい10のこと [DVD]

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 ありがちな映画かなと思ったら、

思ったより現実的で盛り上がりも少なく暗い。
(これだけ見るとただの批判だな)

最高の人生の見つけ方」が好きな人には向いてないかも。


洋題:My Life without me
英語の響きが綺麗だね。


死ぬまでにしたいことが何個あるかってことは

この物語にさして重要ではなくて、


何を大切にするために残りの人生を

彼女は生きたかってことの方がずっと重要。


あんまり邦題は意味を表現しきれてないかな。


彼女が大切にしたかったのはたった一つ「家族」

新しいママを見つけることまで考えるのは相当な愛ですよ。
利己愛じゃなく、他己愛。
それはきっと私にはできない。


彼女自身のたった一つの我儘が、

夫以外の人と付き合ってみることだったのかも。


これも私ならしないでしょう。


けど別に誰か一人にでも病気のこと

話しても良かったんじゃないかなぁ。


そこまで貫く必要があったのかは疑問。
ダイエット中毒女にでも話しちゃえばいいのに。


私ならね、旅に出ますね。
今までお世話になった人達にありがとうを言う旅。
愛してくれてありがとうってね。

でも家庭を持ってたら、
同じく家族に全てを残すために人生をつぎこむだろう。

でも誕生日の声テープは2年分だけかな。
あとは誰かと幸せになってもらいたいもんね。

だけど、忘れないでほしいな。
だからつなぎとめるように大切な思い出として、
少しだけ形に残したい。


ちなみに映画の評価は、
私的にはあんまり好きな運びではありませんでした。

 

 

(10.11.16記)